Q1 入職から現在までの経緯を教えてください。

高校卒業後、特にやりたいと思うこともなく、家の近くでアルバイトをしていたときに高校時代の男性の先輩から「看護師の勉強をしてみたら」と勧めてもらったことがきっかけで、看護に興味が湧きました。
21歳の時に准看護師の資格を取り、その後通信教育で看護師の資格も取りました。看護師の勉強は、薬の名前を覚えるのがとても大変でした。商品名は知っていても正式名称は全く違います。一番大変だったのは実習です。わからないことばかりで計画も立てられず、立ててもその通りにはいかない。実習中に初めて聞くことも多く、家に帰ってから調べていると夜が明けてしまう日が何日もありました。今では懐かしい思い出です。看護師としては28歳から働きはじめました。
精神科病院に2年半勤めている間に人材紹介会社でいくつか紹介してもらい、当院に入職しました。今4年目です。
当院を選んだのは、説明会に来た際に、スタッフの皆さんが明るく挨拶をしてくださったからです。男性看護師が多かったのも決めた要因です。

仕事風景
Q2 看護師として苦労しているのは、どのようなことですか。

以前勤めていた精神科病院とは異なり、患者さまがご高齢のため、最初は戸惑いもありました。
70代は年齢層としては若く、90代の方もたくさんいらっしゃいますので、身体が思うように動かない方もいらっしゃいます。出来るだけ察してケアをするようにしています。
「ありがとう」というお言葉を直接いただいたときは、気持ちが通じていると感じて嬉しいです。
あとは、夕飯が無料でつくのが嬉しいですね!

仕事風景
Q3 休日の過ごし方を聞かせてください。

数年前から放送大学の教育学部に通っています。きっかけは、看護師の通信教育を学ぶにあたり入学が資格条件だったからなのですが、学ぶことがとても楽しいです。
心理についても学んでいるのですが、そこで学んだことが現場の看護でとても役にも立っています。
例えば、自分が頑張った仕事には付加価値をつけるため、美化しがちになるのだそうです。しかし周りの人がどう思うかは別のため、冷静かつ客観的になることが大事だとか。これを知ってからは、昨日の自分よりも出来ているか、その感情が独りよがりではないか、と常に振り返るようになりました。
このように学べるのも看護師の仕事で生活の基盤を固める事が出来ているから。人と近くで接することの出来る好きな仕事をしながら、プライベートでも好きな事が出来るこの環境が気に入っています。

仕事風景
Q4 これからの目標と最後にメッセージをお願いします。

この仕事をはじめて17年目で今45歳ですが、母と顔を合わせるとよく「私の面倒はみないで他人の親ばかり世話してる」と憎まれ口を叩かれます。はっきりとは言いませんが、きっと私が真面目に看護師の仕事を続けているのが嬉しいのではないかと思っています。
放送大学では学ぶ事が多く、卒業まであと3~4年はかかると思いますが、母も高齢になってきましたので母が元気な内に大学卒業証書を渡して今まで頑張ってきた自分を見せて母に感謝を伝えるのが今一番の目標です。
仕事については、頼りにされる存在になり、任せてもらえるようになりたいです。そのためには先輩たちを見習い、日々コツコツと頑張る事が必要だと思っています。個人的には、同性の看護師が増えたら嬉しいです。